恐竜学博物館は、岡山を中心とした地域の自然科学教育と普及に貢献することを目的として、2018年に設立されました。
この博物館では、標本だけでなく、モンゴル・ゴビ砂漠での発掘調査から研究に至るプロセスも展示しています。
2020年4月、メイン展示室を一新し、恐竜をはじめとする生物の進化と地球環境の変遷を具体的に学習することができるようになりました。
恐竜学博物館は、自然科学分野の教育拠点としての役割と、日本国内の恐竜研究拠点としての役割を果たしていきます。
本学で行っているモンゴル・ゴビ砂漠での発掘調査、研究についての紹介や、日本ではここでしか見られないゴビハドロスの骨格標本、珍しい恐竜の足跡の化石も見られます。発掘地の3Dデータを実際に操作したり、調査地のマップを調べてみたり、ぜひ、恐竜の発掘調査を体感してみてください。
床にある恐竜の足跡をたどっていくと、原寸大の復元された恐竜たちや、恐竜が生きていた時代から生き残っている植物の紹介もあります。
モンゴル・ゴビ砂漠を代表する恐竜、タルボサウルスとプロトケラトプスを中心に展示しています。幼体から成体まで、さらに産状化石など、さまざまな標本が見られます。ゴビ砂漠の地層の年代測定についての展示も充実しています。
ガラス張りで、発掘調査から化石のクリーニング作業、標本作製、その後の研究に至るまでのプロセスを目前でみることができます。
モンゴル・ゴビ砂漠で発見されたさまざまな獣脚類の標本、最新研究成果の展示も必見です。
博物館で収蔵している標本類をご覧いただけます。
最近の発掘調査で見つかったばかりの化石も見られるかもしれません。
恐竜だけでなく、その時代に生息していたカメの仲間や哺乳類の祖先、恐竜の研究でも重要な役割を果たす現生の動物の標本も多数展示されています。
恐竜の特徴、系統関係やその進化を学ぶことができます。
ほかにも、多数の脊椎動物の標本や、岡山で産出する植物化石、貝化石なども展示しています。古生物に関する専門書も多数揃えています。
タルボサウルスの全身組上げ骨格が間近で見られます。
このタルボサウルスは学生と大学のサイエンスドリームラボ(工作センター)の協力によって組上げられました。
すべてのパーツが取り外せるようになっています。
植物食恐竜サウロロフスの巨大な後肢の標本がみられます。
恐竜の絵本や図鑑もたくさんあります。
閲覧だけでなく本の貸し出しも行っています。
モンゴル・ゴビ砂漠での調査の様子の写真や、発掘に使われる道具の説明など、発掘調査に関する展示がご覧頂けます。
開館日 | 開館日カレンダーはこちら |
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開館時間 | 10:00 - 16:45 |
入館料 | 無料 |
お問い合せ先 | 岡山理科大学 恐竜学博物館 TEL : 086-256-9804 |
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