タルボサウルス Tarbosaurus

化石標本  
解説

 中生代白亜紀末のアジア最大の肉食恐竜で、モンゴルから多数の化石が発見されている。北アメリカのティラノサウルスとは近縁で、非常に似た形態をしていることから、アジアと北アメリカの間でどのように恐竜が交流をし、進化をしたのか?という疑問を解明するために重要な種の1つと考えられている。大型の獣脚類恐竜には珍しく、幼体から成体までの標本が発見されており、ティラノサウルス類の成長様式を解明するための鍵となる恐竜である

(林)
 
タルボサウルス成体 全身骨格
 
タルボサウルス成体 頭骨
 
タルボサウルス幼体 頭骨

 

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